【しじみ】
《特徴》
‘酒飲みにはしじみ‘と言われるくらい、肝臓に良い食べ物です。良質のタンパク質、タウリン、グリコーゲン等を含む、肝臓に良い成分が豊富な食材です。味噌との相乗効果があるので、味噌汁としていただくのが良いでしょう。
《性と味》
甘 鹹 寒
《体内で作用する場所》(帰経)
肺 肝 腎
《栄養と体への有益な作用》
しじみには良質のタンパク質、タウリン、メチオニン、シスチン、グリコーゲン、ビタミンB12等を含んでいます。
その他、ビタミンB2,カルシウム、鉄を含み、鉄は100グラムで一日分をまかなえます。微量に含まれている亜鉛などもあります。ですから、肝機能強化のほか、貧血予防、精神安定、抗ストレス作用があります。
漢方では、体内の熱を冷まし、解毒する働きがあるとされ、そのため酒毒を醒ますと言われているわけです。また、糖尿、黄疸、腫れ物を治すといわれています。また、肝機能強化により、視力の衰えにも良いでしょう。
肝機能を強化すると言うことは、ストレスに強くなるということです。ストレスで肝の力が弱まると、すべての生理機能が衰えてきます。物事の肝心要の肝ですから、日頃から肝を養い、強化しておくことが大切ですね。
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