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【お米】

《特徴》
新米が出回る季節になりました。普段はあまりご飯を特別美味しいと感じない方でも、新米の美味しさは格別と思うのではないでしょうか。日本人の主食であり、優れた性質を持つお米を詳しく見て見ましょう。

《性と味》
  甘 平

《体内で作用する場所》(帰経)
  脾 胃

《栄養と体への有益な作用》
お米を炊いて食べると、グルテン類に由来する淡白なうまみが出て飽きがきません。どんなおかずにも良くあいます。お米は、75パーセント以上がでん粉ですので、エネルギーになります。このお米のでん粉は、最近の研究でコレステロールの合成を抑え、血圧を降下させる作用、血液中のインスリンと血糖値を安定させる作用が確認されています。

特に最近注目されている玄米は、ビタミンB群やビタミンD・E・K・Fなどが豊富にふくまれ、鉄分、マンガン、亜鉛、銅、などのミネラルも多く、また、食物繊維も豊富なことから、疲労回復、老化防止、精神安定、抗ストレス便秘予防などの効果があるといわれています。

玄米は消化が悪く、調理にも時間がかかりたいへんでしたが、最近は調理も簡単で消化も良い加工された玄米も多く出回っています。また、胚芽米と記されているものは、白米の消化のよさと胚芽のえいようぶんをあわせもっており、白米の約2倍のビタミンB1,10倍以上のビタミンEを含んでいます。

米は世界の人口の半数の主食をまかなっています。それは、お米には優れた働きが多く備わっているせいでもあります。

最近は何かとお米離れが言われておりますが、新米の美味しい季節には、お米の良さをかみしめながら、そのふくいくとして豊かな、滋養あふれる味わいを楽しみたいものです。