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ヒロ先生の食べ物学教室

【かぼちゃ】

【トマト】

【アスパラガス】

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【かぼちゃ】

《特徴》
かぼちゃは幅広い料理のバリエーションが楽しめる身近で手軽な食材です。

βカロテンをはじめ、ビタミンB群・C・E・カリウム、食物繊維などを豊富に含む緑黄色野菜です。

抗酸化ビタミンは熱に弱いのですが、かぼちゃの場合は加熱しても壊れにくいという特徴があります。他の野菜に比べて1回の使用量が多いため、ビタミンの供給源としては最適の野菜といえるでしょう。 
《性と味》
甘、温

《体内で作用する場所》(帰経)
脾 胃

《栄養と体への有益な作用》
かぼちゃのβーカロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変わりますが、変換されずに残ったβーカロテンも、抗酸化作用によってがんや老化を抑制する働きや、悪玉コレステロールを減少させて動脈硬化を防ぐ働きをします。ビタミンCやEにも抗酸化作用があり、βーカロテンと一緒に働いて、がんや老化の抑制効果をさらに強化します。

かぼちゃの黄色い色はβーカロテンによるもので、色の濃いものほどビタミンAが多く摂取できます。ビタミンAは粘膜を強化し肌荒れや風邪を予防する働きがあります。さらに夜盲症や角膜乾燥症などの眼病の予防にも有効に働きます。

ビタミンC.E.Bはミネラル類と合わさって新陳代謝を活発にし、血行をよくします。

かぼちゃは胃腸を温め、体を元気にしてくれます。普段から胃腸が弱く疲れやすい人や病後の体力の低下している人にお勧めです。また、余分な水分を取り除いてくれる作用があるので、むくみやすい方にも良いでしょう。さらに、食物繊維が豊富で、コレステロール値を下げたり、糖尿病や大腸がんを予防する効果も期待できます。

なお、かぼちゃには水分の多い日本種とホクホクした西洋種がありますが、西洋種のカロテン含有量は日本種の約5倍、ビタミンCも日本種の約2倍含まれていますので、栄養的には西洋種が良いでしょう。