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“筋力”は“体力”を支える!?

“筋力”は“体力”を支える!?
 私たちの体の活動を維持している体力には「全身持久力(スタミナ)」「筋力(パワー)」「敏捷性(スピード)」「柔軟性」「平衡性(バランス)」そして「全身協調性」などがあります。“体力”には「体温を調整する力」なども含まれ人間が環境条件に適応していく上で重要な能力のひとつなのです。そして、その“体力”を支えているのが“筋力”なのです。
ではまず、体力の種類から見ていきましょう。

《二種類の体力》
①防衛体力・・・体温調節や病気に対する免疫力、ストレスに適応する抵抗力など。
若いうちは、一般的な肉体疲労であればたっぷりの睡眠と栄養補給で回復できます。しかし、年齢と共に疲労が慢性化(慢性疲労)するうえ“防衛体力”が落ちてきます。こうなると頭痛・肩こり・倦怠感や集中力の低下、そして不眠などの症状が現れてくる訳です。更に、内臓器官の機能低下や血液成分の異常・酸性尿、多汗・脱水症状などが起こる場合もあります。特に最近は、高度なIT社会や経済環境の悪化など身の回りを取り巻く環境の変化による精神的ストレスが原因で体力が低下し、食欲不振などから重篤な場合にはうつ病などに至るケースも増加しています。

②行動体力・・・体をより積極的に外界に働きかける能力で、現在の能力をより向上させる
        意思・判断・意欲など精神的向上をはかる
先天的なものや成長期にどのくらい鍛えてきたかによって個人差の出る能力です。
20代をピークに行動能力は衰え始め、特に50代からは急速に衰えていく傾向があります。
特に肺や心臓の機能と密接な関係がある「全身持久力」が最も衰えやすいので、中高齢者はこの能力をいかに高めるかが健康づくりの要ともいえます。

以上のように20歳を過ぎれば努めて運動をしない限り、体力が確実に低下していくのです!
加齢とともに衰えていく体力を維持するためには“筋肉”が必要不可欠なのです。
では、筋肉のはたらきはどのようになっているのでしょう?

《筋肉の種類とその機能》
筋肉には「随意筋」と「不随意筋」の二種類があります。
①随意筋・・・自分の意思で動かせる筋肉(約300種類、650個)
       私たちの行動は全て「随意筋」で成り立ってます
・骨格筋 “横紋筋”とも呼ばれ骨格についている筋肉です
      姿勢を保つ、上肢・下肢の筋肉で関節を動かす、発声のため喉の筋肉を動かす、眼を動かす機能
②不随意筋・・・自律神経にコントロールされていて自分の意思なくして動く筋肉
・平滑筋  ほとんどは内臓内部にあり、各臓器のリズムに即して動く筋肉                
乳酸が溜まらず、疲労を感じない(当然ですよね!胃を動かして疲れてられません)
 ・心筋  心臓を形成している筋肉
      通常は一定のリズムで動いているが、運動をしたときなど急激な動きが生じた場合には酸素を運ぶ
      血液の量を増やすため、緩急自在にリズムを変えられる

これらの筋肉を日常生活の中で立つ・歩く・座る・走る・つかむ・蹴る・ねじる・曲げる・伸ばす・・・などの動きを通して鍛えていく事が体力を維持していくうえでは大変重要だということを再認識してください。

《呼吸と筋肉》
腰が悪い人などの場合、お腹まわりの筋肉が固まっていて“腹圧”を強くかけられず腹式呼吸が出来ないことがあります。まずはお腹まわりの筋肉をほぐす事が大切になってきます。この方法としては、単にお腹と腰の筋肉を前後左右に曲げ伸ばしするだけでは不十分。直線的な動きだけでは呼吸に必要な筋肉が十分に柔らかくほぐれないのです。
そこで有効なのが、筋肉をねじったり、回したりする運動なのです。但し、腰に痛みなどのある場合にはくれぐれも慎重に無理せず行ってください。