【冬に多い心、肺、腎の病気】
【冬に多い心、肺、腎の病気】
冬になると、空気が冷たくなったり乾燥したり、また、体の表面だけでなく内臓の血液循環も悪化しやすくなります。よって体の活動レベルも低下してくる季節でもあり注意が必要です。どうやら普段から、ストレスや過労、栄養不足や運動不足、持病を持っていたり、高齢の方やや抵抗力のない方はこの時期に体調を壊しやすい様でもあります。具体的に挙げますと“心”の弱い方は、血液を全身に送るポンプ力が低下しやすく、動悸や息切れがでてくるとか、“肺”の弱い方は乾燥した空気を吸い込む事によって肺の抵抗力が下がり、風邪を引きやすくなったり、喘息などの持病がでてくる方もいらっしゃると思います。そして、“腎”の弱い方や比較的高齢の方、又は女性の方には
頻尿や膀胱炎になる方もいらっしゃいます。漢方では四季の中でも冬の季節は一番抵抗力が弱りやすい季節であると考えております。また、合わせて体の延命や養生に最適の季節もあります。それぞれの冬に発生しやすい内臓疾患の手当て、治療に有効な漢方は次の通りです。1:心機能の低下には牛黄清心元 2:肺機能の低下には冬虫夏草 3:腎機能の低下には海馬補腎丸 冬にこそ病気の抵抗力を付ける事が“大切な養生法”の一つであると言えそうです。
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