【春季不眠】
【春季不眠】
冬から春に成りかけのこの時期になりますと、毎年、不眠症でご来店されるお客様が増えてまいります。
気候的には日差しが射してきて大変良い陽気に包まれてくるのですが、東洋医学的な観点で見てみますと、冬は“陰”(いん)の時期でそれがこの時期には一気に春の“陽”(よう)の時期に転じて来ますので、人によっては体の自律神経のバランス調整が追いつかず、日中に眠気が差したり、夜に熟睡できなかったりと、体のコンディションを整えるのに一苦労される方も多いのです。
タイプで言いますと、やはり普段からストレス等を抱えた方や更年期の方、生活が不規則な方によく見られます。
まぁ、この時期に不眠になられる方は、潜在的に常日頃から、何らかの不眠に繋がるような神経的な又はホルモン的な体内失調があると考えてもいいと思います。
それと、不眠も慢性的になりますと、仕事や学習の効率の低下や、しいては免疫力の低下にまで繋がる場合もございますので、早めに体内バランスを整えた方が良いでしょう。
症状のタイプ別に分類いたしますと、は以下の様に分類いたします。
①体力はあるが、常にストレスが強く、抑鬱感があったり、上腹部が張っている感のある方の不眠に→牛黄清心元+柴胡加竜骨牡蠣湯
②体力は普通で、イライラや焦燥感、不安感がり、感情の起伏もある方の不眠に→牛黄清心元+抑肝散加半夏陳皮湯
③体力が無く、疲れすぎて眠れない方の不眠に→牛黄清心元+酸棗仁湯
④更年期で頭痛や肩こり、めまいなど、更年期特有の不定愁訴を伴う不眠に→牛黄清心元+婦宝当帰膠
がそれぞれ適合いたします。
いつでも、御相談ください。^^
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