【疲労倦怠】
疲労倦怠感は現代の様な高ストレス社会において、誰もが多かれ少なかれ実感している感覚であります。
ただ、基本的には睡眠を十分にとれば、完全回復するかほとんどの疲労感が消失するようであれば、問題が
ないのですが、睡眠をとっても疲れが取れてなかったり、時間的に十分な睡眠が取れなかったり、睡眠時間を摂っても熟睡できなかったりという様な場合は当然慢性疲労になりやすく問題であります。
疲労にも精神疲労と肉体疲労があり、一般的に肉体疲労は十分な睡眠により疲労感が消失しますが、精神疲労の方は睡眠をきちんと摂ってもなかなか疲労感が抜けない事が多いのです。
中医学的な観点で疲労倦怠感を診て行きますと、まず、大きくは ”先天の気”の不足と”後天の気”の
不足に分類されます。
≪先天の気(エネルギー)とは≫
○ もって生まれた体質的な又は遺伝的な気
○ 内臓そのものの器質的な気(改善には多少時間が かかる)
○ 成長や生殖、老化現象との関係が深い
≪後天の気(エネルギー)とは≫
○ 食物・栄養素から消化器系を経て体内で作られる
気の事
○ 物質的な気(改善も比較的早い)
○ 消化吸収力の良し悪しが影響する
お気軽にご相談ください。^^
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