【耳鳴り・難聴】
耳鳴りと難聴は共に聴覚の異常です。
耳鳴りは外部からの刺激がないのに、頭蓋内に音が感じられる状態であり、難聴に発展することもあります。
又、難聴は聴覚機能が低下し、音や声がよく聞こえない状態をいい、その多くは耳鳴りを伴います。
これらの病状は異なりますが、漢方的には二つの病気の原因やメカニズムは共通していることが多く、その根本的な発生源は”肝”と”腎”そして"脾”の病的状態と関係があります。
それは症状により次のように分類いたします。
≪症状≫ ≪漢方薬≫
①頭痛やめまい、はきけ、 牛黄清心元
胸焼け、耳中が痒い。 と天心感冒片。
②突然耳鳴りがしたり, 牛黄清心元と
難聴になる。 瀉火利湿顆粒。
③両方の耳が蝉声の様に 牛黄清心元
鳴り,時に軽く、時に重い と柴苓湯。
。時に難聴になる。
④耳鳴りや難聴が休んで 牛黄清心元
いるときは軽くなり,忙 と補中益気湯
しかったりイライラする
と悪化する。
⑤老化や先天的な体質に 牛黄清心元
よるもの。 と六味丸
いつでも、御相談ください。
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