【ものわすれ】
”ものわすれ”は記憶力が低下して記憶を脳に
安定してとどめておくことができず、一定の期間を経ると忘れてしまう症状です。
御年寄りに多く見られますが、最近では比較的若い方でも増えてきております。
漢方でその原因をみますと①体の疲れすぎや思慮過多
による②性生活の不摂生による精の枯渇による③脂っこいもの、肉類、甘いものなどの偏食や摂りすぎで血液が粘ついたり、気や血の循環が悪くなる事によるなど様々であります。
(改善例紹介)
Sさんは52歳のある会社の正社員の女性です。数年
前より役職が与えられ、普段より感じるストレス日々
募っていました。
仕事からくる心身両面の疲れと更年期に差し掛かってもいたので、体はボロボロに近い状態で、自律神経失調症や不眠症もあったとの事です。
食生活もここ最近知らず知らずか肉食や甘いものを中心に好むようになっていたのです。そのSさんがどうも
最近物忘れがひどくなってきて仕事にも差し支えるとの事で当方にご相談に見えたのです。
よく観察した結果、Sさんには心身の疲労をとる”帰脾湯”と脳の気を開き、胃腸や内臓の栄養を補う目的で”牛黄清心元”(ごおうせいしんげん)を服用していただきました。
2月後には長年の健忘症も大分なくなり、体も頭も充実してきて、おまけに不眠症もなくなったとの事で今も喜んで服用いただいております。^^
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