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陰陽学説とは

陰陽学説とは中医学(中国漢方)理論の柱となる学説であります。

これは中国の古代哲学であり、宇宙観でもあります。

自然界にある万物は全て大きな分類で陰と陽に分別でき、≪但しこれも正確には絶対不変のものではない≫また一つの事物も純粋な陰のみ或いは陽のみというのはありえなく、陰中の陽或いは陽中の陰というものが存在します。

そしてこの陰と陽は反発、抑制しあい、時に依存,助け合い、はたまたお互いに相互変化しあう、なんとも不思議なものであるように思われるかもしれませんが、例えば、ちょっと考えてみてください。夫婦を例に取りますと、確かに性別では男と女に分別でき(これも絶対不変でなく、性転換により性が変わる)そして男性の中にも女性ホルモンがあり、女性的な性格も多かれ少なかれ存在します。

女性の場合もまったく逆がいえます。夫婦とは喧嘩もし互いが行き過ぎるのを抑制しブレーキをかけ、頼りあい、助け合い、そして場合によってはお互いが夫婦の役割交換をしていますよね。こうして夫婦は調和を取っているように思われます。

自然界を例にしましても、天と地、北があり南があります。外があり、内があります。冬があり、夏があります。固体、液体があり,気体があります。

これらも環境により変化し、またどちらの極面も存在しなければ片方のみでは存在できません。

これらの関係は一定の法則≪夫婦の間では呼吸、馬が合う、暗黙の了解、話し合い、自然界には自然の流れ、秩序≫があると思えます。

そしてこの法則が何らかの原因で崩れたとき、夫婦の仲ではギクシャクし、又、自然界だと大小の天災が生じると思われます。

そして人においては、身体の内外のバランスが崩れると病気になると考えます。これらの考察は全て陰陽の理論、関係に通じます。

中医学(中国漢方)の考え方の特徴はこのように人の身体を一次元、二次元でなく、三次元、立体的に理解していき、常に根本原因を考え、そして根本治療していく事にあります。

又、絶対的な病気もなければ,絶対的な健康もなく、人の体も一時、一時変化しており、一定の範疇の中でバランスが取れていれば健康であり、これが両極(例えば陰極か陽極)に偏ったとき病気になると理解しています。