【小児・お子様の発育不全】
漢方では小児の成長、発育不全の事を五遅(ごち)と言いま
して、“立遅”“行遅”“発遅”“歯遅”“語遅”の五つの種類
に分類されます。
小児や幼児から小、中学生の年代まで同年代の標準的なお子様と比較して様々なケースで発育が遅れて
いることをいいます。
“立遅”は小児が体を立たせる事ができ
ない、ぐらついて安定しない等を指します。
“行遅”は筋骨が軟弱であったり、発達が遅れていて上手に歩けない状態です。
“髪遅”はお子様の髪の毛の質や発育が悪く、薄く細々しい感じです。
“歯遅”は歯の発育不良、歯数が十分でなかったりします。
“語遅”は言葉を発するのが遅れていたり、覚える速度が遅れている場合を指します。
中国医学的な診断では“肝”と“腎”の機能失調や気血の不足等が原因となります。
以下に各々の症状にあった漢方薬を紹介致します。
1:顔色が白い、智力が鈍い、
筋骨や歯の発育不良、体の発育が遅い、うまく立てない、歩行できない等⇒牛黄清心元+六味地黄丸
2:智力不全、精神が不鮮明、
言語表現力に乏しい、毛髪の発育が悪い等
⇒牛黄清心元+婦宝当帰膠
いつでも、御相談ください。^^4
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