プライバシーポリシー

メール・電話でもご相談を承っております。悩み解消には一人一人に合わせた薬が一番です。気楽にご相談ください。

TEL 024-922-2143
FAX 024-922-2239

大学堂薬局
福島県郡山市麓山
          1-11-1
TEL 024-922-2143
FAX 024-922-2239
営業時間
月~土 9:00~20:00
日・祝日 10:00~19:00

【食育が子供の健康を豊かにする~食の問題点~】

昨今は メディアなどで頻繁に話題になっていますように、家庭での食の問題が多く 取り上げられる機会が増えてきているように思われます。

外食産業も盛んになり、食生活に欧米食が定着して久しいですし、また、インスタントやファーストフード、コンビニ弁当と(中にはコンビに弁当をお子様に持たせているお母様もいらっしゃると聞いた事もございますが・・・・。

まぁ 日本の食文化が失われつつあるという事は自覚さざろうえません。


その結果、

現在の日本において、きちんとした正しい食事をしていないお子様もかなり、増えてきており、危惧感が芽生えてきています。


我々大人もそうですが、特にお子様にとって、このような食環境になった理由は先程お話した事も含めていくつかあると思われますが、やはり、成長著しいお子様にとって、生活の基本となる食事をおろそかにして、健康的な、或いは理想的な生活を送ることは至難を極めます。


影響として、切れやすいお子様、体力の無いお子様、集中力や記憶力のないお子様の増加 又、最近では 全国的に子供間の“イジメ”の多発やそれによる“自殺”なども問題化してきており、食材の質や量、又は摂り方の在りようで、そういったお子様への微妙な脳やカラダへの影響が危惧されてきてもいます。

こういった背景を踏まえ、“食”を基本とした教育のお話を致したいと思います。

まず、東洋医学では“医食同源”“薬食同源”という言葉もある通り、“食は医にもなりうる”し、“食は薬にもなりうる”と言う事です。 

実際、私が留学していた中国、上海などでは、各家庭で、このような家庭伝統中国医学の知恵みたいなニュアンスが浸透しており、多少の体調不良や風邪などでは医者にはいかず、家庭で治すのが一般的です。

また、仮に、多少 難解な病気でも、ある程度 一般の素人の方でも東洋医学の基礎知識ぐらいは備わってますので、御医者様が患者を診断する際にも、日本みたいに 完全に 治療を施す側から患者側という一方通行という訳ではなく、ある程度は 相互に医学的な話し合いができるという背景がございます。


まぁ、これは 日本の医学会の体質が西洋医学に偏っている勢もあるとは思います。(だいたいは3分診療とか5分診療で済ませてしまい、あとは検査にたよる診断になっていますから。

昔は、舌を見る(舌診)やお腹等を触ってみる(触診)などをした御医者様が多くいて、職人的な“感”みたいなものも働いたのかと思いますが、現代では 精密機械で結果をだすのが主流になっています。

 
健康は 誰にとっても、まず、なによりも一番重要な財産になる筈です。


が、しかし、現状は ご自身や ご家族の方が 病気になると、慌ててしまったり、または 病気にならない為の養生法に疎い様な気がします。

養生法、は“未病” 未病とは半健康状態の事でもあり、病気になっていない段階の状態を指し、ここの状態を食や栄養或いは教師の方や親御がお子様としっかりコミュニケーションして養生法ができているかどう
かも、脳の働きやカラダの機能、健康の質に差がでるのです。


特に お子様の場合、きちんと 主食、副食、主菜、副菜などで栄養バランスがとれているのと、これらがとれていなく、又、間食などで、エネルギー過多の栄養不足の状態とでは、学童期から成人以降の脳とカラダの健康、成長のレベルに大きな大きな開きが出てきます。

例えば、昔ですと 成人にしか見られなかった (昔は成人病 今は生活習慣病)糖尿病などは実際、現代においては子供でも発祥している程です。

また、当店にも多く来られていますけれども、30代で癌になるかた、亡くなる方、も出てきております。

これは、一概には食や栄養のみとは言い切れませんが、しかし、免疫や解毒など 慢性的な食習慣や栄養なども必ず、ある程度、からんでいると言えるでしょう。

ですから、親御さん 特に 家庭の食を担当する事の多いお母様 のお子様に対する健康、成長に対する責任は大きいのです。




我々はご家族やお子様の健康管理(食や栄養、精神や肉体の部分も含めて)を担うのは家庭の主婦である御母さんである方々がキーパーソンになると常常思っております。

まず、食育とは

“食生活にかかわる健康・栄養・環境・農業・文化などの情報を元に生きる力をはぐくむ事を目的とし、知育、体育、徳育とともに豊かな人間性を目指すものであります。

 食育活動とは どのような活動をいうのか?

 一つ目は
“誰もが健やかな生活を送れるようにするために、栄養のバランスのとれた食事を誰もが実際に作れるように地域全体で支援するほか、食品の安全性に関する情報の提供を行う事です。

二つ目は
各人、各人が食物からつくられ、供給される過程を理解し、それに携わる人々に感謝する気持ちを抱けるようにする事。

三つ目は
地域で取れる食材を生かした食生活“地産地消”を知る事。
(その土地に住んでいる人はその土地から育まれる食材が、まず食生活の基本として取り入れることがとても大切です)~新鮮で品質のよいものが多いから~

そして、四つめには
行事食などの伝統的に受け継がれてきた食文化を正しく継承することまで 視野にいれておこなう事です。

私たちは、このような 食育の意義を よく理解し、生活の中で実践する力をつける事で、今、そして、これからの時代を生きていく子供たちと共に取り組み、又、伝承していかなければなりません。

“食育活動の効果を挙上げるためには、家庭と地域、学校、保育園、幼稚園、職場などの食に携わる人たち、さらには行政やNPOなどと連携し、食に関する様々な情報を共有し、体験学習の機会を作る事も大切です。

是非、吉田先生 はじめ 諸先生方 、PTAの皆様 宜しくお願いいたします。
また、家庭においては、そういう気持ちや思いは、少なくなりつつある、家族一緒に食卓をとりかこんでの団欒の場をつくるという原動力に繋がっていくと思います。

“食の欧風化、チルド食品、冷凍食品、レトルト食品 などが盛んになるにつれ、日本の“食料自給率”も大幅に低下してきております。

需要が少なくなった分、供給もすくなくなり、

農業をやりたがる人がだんだん、減ってくる現象には歯止めをかけなければなりません。

       【食に関する問題点】

   1.不規則、不健全な食生活 
   2.生活習慣病の増加による人間活力の減退    3.食を大切にする心の欠如朝食の欠食(周      2,3回以上)   
   4.自然、伝統的食文化の喪失
   5.食糧自給率の低下 など

  これらの、問題点を踏まえ、今こそ”食”の
  見直しを諮る時代がすぐそこまで来ていると
  思います。